職場見学必勝法!失敗する人の特徴とは?

職場見学必勝法!失敗する人の特徴とは?

職場見学は派遣の仕事をエントリーしたら必ず通る道です。

口コミなどでは派遣は面接を禁止しているので職場面談まで行けば採用も同然と思っている人もいると思いますが、それは大きな間違いで、面談を通過する確率は約3割と言われています。

ここでは職場見学の失敗する人のタイプや派遣会社担当者の心理を話しながらどうしたら職場面談を突破できるのかをお伝えします。

職場見学で不採用になる人の特徴とは?

勉強不足タイプ

職場面談当日までに何も調べていない派遣スタッフがいますが不採用になる可能性が高いです。職場見学に出てくる相手は人事部や役職ありの社員が多く、人を採用するのに慣れているので下調べをしていない派遣スタッフは一目で分かってしまいます。

●どんな会社で働くのか
●その会社の主力商品は何なのか

最低限この2点は職場見学前に勉強しておいて、会社の事について2つぐらいは質問できるように準備が必要になります。

任せきりタイプ

職場見学は面接と違って派遣会社の担当者も同席します。中には最初から最後まで担当者に任せようと考えている人もいますが危険です。

というのも全てを任せてしまうと営業マンの力量によって結果が左右されてしまうケースも多くあります。

エンジニア派遣の中にはスキルや経験はあるが話をするのが苦手で派遣営業マンに話をしてもらうこともありますがレアケースです。しっかりと自分の言葉で職務経歴や仕事に対しての自己PRはしておくべきです。

 

軽い気持ちで考えているタイプ

「派遣なんだから誰でも採用されるでしょ?」と安易に考えている人は注意して下さい。

基本的にやる気が感じられない派遣スタッフは採用しません。呼び方は違いますが『面接』と同じだと思った方がいいでしょう。

服装、清潔感、話し方、頭のキレ、返答の仕方、コミュニケーション能力など細かい部分まで見極められていると思って臨むべきです。

話をするのが好きなタイプ

要はコミュニケーション能力が低いタイプです。質問していること以外にも聞かれてない事を話し始めたり、会話が成立しないとマイナスポイント。

これは配属する部署の社員と上手くやっていけそうな人間性かどうかもチェックしているので、面談担当者ともしっかりとコミュニケーションをとれるように細心の注意を。

派遣会社の営業担当者の心理

職場見学に同行する派遣営業マンのミッションは、

「派遣スタッフ、派遣する企業の双方からOKをもらうこと」

派遣営業マンは1ヶ月で何名派遣スタッフを送り込むというノルマがあります。1人採用するだけでも派遣スタッフ探し、企業との面談調整、職場面談当日、双方の承諾がないと決まりませんので営業マンとしては職場見学後に辞退されるのが最も避けたいことなのです。

営業マンの本音としては「なんとかねじ込みたい…」と思っているので派遣スタッフが辞退したいと言っても無理やりにでも押し込もうとするでしょう

環境や条件を無理して仕事を始めても長続きはしませんから自分に合っているかどうかの判断はしっかりと行う必要があります。

職場見学の通過確率は3割

現在、派遣スタッフよりも仕事が多い状況ではあるので多少決まりやすく感じる方もいるかもしれませんが、派遣の採用を考える会社(部署)は平均して3~4社の派遣会社に依頼を出すので1つのポジションに複数人の紹介があります

採用する会社はできるだけ優秀で会社に合った人材を採用したいので確実に競合になります。複数人のライバルがいるということを忘れずに職場見学への準備をして下さい。

人事が評価をするポイント
●派遣スタッフの経歴・スキル(4割)
●就業部署との相性(3割)
●年齢や雰囲気(3割)

面談する人によって各項目の割合は多少違いますが、3つのポイントは必ず見られています。

スキルや経験はもちろんですが、就業部署との相性や年齢も評価されるポイントになり、職種によっては年齢や雰囲気だけで決めることもあります

年齢で絞ることを禁止はされていますが、表面上に出さないだけで「この仕事は〇〇歳以下希望」というような設定は必ずあります。実際に表面的に見えることと、派遣会社の営業マン、派遣先の責任者が考えることは違いますので理解しておく必要があります。

よく聞かれることベスト3

職場見学時によく聞かれる質問は決まっています。
①志望動機

②家族構成

③質問があればどうぞ

の3つ。
それぞれ質問の意図を解説するので、参考に準備をしましょう!

①志望動機

狙いとしては、どれぐらいヤル気があるかを確認しています。

条件が良かったとか、家から通いやすいといった自己都合の動機はNGで、何故その仕事を選んだのか業務内容や会社に絡めながら志望動機を話すのがベスト。

②家族構成

派遣を受け入れる側はいろいろなリスクを考えています。

例えば子供が小さくて送り迎えを毎日しなくてはいけない、結婚したばかりなので今後働き方が変わるかもしれない…様々なケースを想定しました。 

③質問があればどうぞ

「何もありません」と答える派遣スタッフが多いのですが2~3個の質問はしておいた方が良いでしょう。質問したら真剣さが伝わりやすくなりますし印象にも残りやすいです。

複数の候補がいる中で選んでもらう為にも職場の雰囲気などを聞く以外にも派遣される会社のことなどを聞くのも有効的な手段です。

職場見学攻略へのポイント

職場見学攻略へのポイント
① 企業、仕事内容をしっかりと理解しておく

② 指揮命令者がどんなタイプか事前に確認しておく

③ 派遣会社の担当者から情報収集をする

④ 複数社の派遣会社に登録をして同時並行で進める(3~4社がベスト

職場見学に重要になってくるのは事前の準備です。1つの仕事に複数の派遣会社から候補が上がってくる時代ですので自分自身が所属する派遣会社が持っている情報を引き出して職場見学に臨むのがベスト!

職場見学の当日に来てくれる派遣会社の担当者と流れを確認することはもちろん、仕事紹介時にも派遣される会社の情報は聞けますのでしっかりと情報収集をしておきましょう。

それと時間を有効的に使う為にも複数の派遣会社に登録しておくことをお忘れなく。